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【MTGA】パイオニア実装に期待して久々にMTGアリーナに復帰してみた

 

記事の内容

 

 

復帰した経緯

 

2年振りくらいにMTGアリーナに復帰した。

 

元々MTGは未経験で、MTGアリーナはオープンβ版の2019年からプレイしていた。当時は灯争大戦〜イコリア:巨獣の住処あたりの下環境にも大きく影響を与えるパワーカードに溢れていたので、MTG2.0とか言われていた。デイリー報酬はコツコツ稼いだけども、ランク戦はミシック達成は1回だけ。その月の月末1,200位以内に滑り込んで、ミシックチャンピオンシップ予選参加者のスリーブを獲得してすごく嬉しかった記憶がある。

 

そんなこんなでMTGアリーナを2年くらいプレイしていたが、2021年終わりぐらいに一度辞めてしまった過去がある。カーン、オーコ、ウーロ、ウィノータ、死者の原野に運命のきずなあたりを永遠に相手しないといけないスタンダード環境に嫌気がさしていたのは事実。後から知ったことだけども、これらは現在も下環境で軒並み禁止されている。まあこれは建前であって、本当は他のゲームに移行して、また帰ってきただけである。それらしい復帰の理由としては、今後のライフスタイルの変化を見据えて、iPhoneでもできるゲームを持っておきたかったから。いつまでもゲーミングPCで思う存分ゲームできるとは限らないので。

 

なお復帰後の戦績としては、3月にヒストリックBO1でブロンズスタートからミシック達成。4月も同じくヒストリックBO1でミシック達成するも、予選プレイイン権利獲得の月末1,200位には届かずといったところ。大会に出る、どこかコミュニティに入るといったことまでは考えていないけど、やっぱりもう少し上手くなりたいとは思う。

 

MTGアリーナでは、現存するエクスプローラーを置き換える形で、将来的にパイオニアを実装する構想を公表している。それが宣言通り2024年内に実現するかどうかは分からないが、せっかく復帰するのであれば、そこに向けてプレイング向上と資産形成を目指したいと思っている。

 

個人的にはMTGアリーナが今後もし巻き返すとしたら、このパイオニア実装のタイミングしかないと考えている。紙からスタートしたカードゲームはどこまで行っても紙の文化が根強いので、どんなにデジタル化を進めたとしてもそれは片輪にすぎず、どこかで限界が来る。だが、パイオニアの実装が実現すれば、それはスタンダード以外に初めて誕生する紙とデジタル共通のフォーマットとなり、文字通り両輪が揃って一気に人気が出る可能性がある。パイオニア自体は比較的参入しやすいカードプールで、ローテーションが存在しないため長く使えるフォーマットである。自分のようにMTGアリーナからスタートしたプレイヤーなら知っているカードも多いので、復帰勢も取り込めるかもしれない。

 

そんな外環境の淡い期待も少し持ちつつ、2024年のプレイ方針を決めていく。

 

 

プレミア・プレイから考えるプレイ方針

 

mtg-jp.com

 

プレミア・プレイとはMTGにおける競技シーンのことである。何もいきなり世界選手権を目指すというわけではない。ただ闇雲に数をこなすよりは、ある程度プレミア・プレイに沿って目標を立てた方がモチベーションを保ちやすいと思うので、このプレミア・プレイにおける採用ルールとスケジュールを参考にすることにした。

 

少し話が逸れるが、MTGアリーナの最大のメリットはこのプレミア・プレイの参入しやすさにあると思う。本気で上を目指すのは当然茨の道だが、入場料さえ払えば自宅から誰でも予選に参加できる。近年eSportsの発展とともにプロチームや、一部の配信者だけにスポットが当たることが多くなってきているが、競技シーンはライト層から切り離された別世界に存在するのではなく、あくまでも全プレイヤーの延長線上にあると思える方がいい。競技シーンを見る楽しさも、その見方も大きく変わってくると思うので。

 

 

参入フォーマット

 

↑上記リンクから抜粋

 

まずは一番大事な参入フォーマットについて。MTGは構築とリミテッドに大別されるが、ここは構築一本に絞る。理由は簡単で経験値0のリミテッドの練習をする時間まで確保できないから。リミテッドはプレイの度にジェムが必要でランニングコストも嵩むので経済的にもやや厳しい。前述の通り、5月はプレイイン権利は獲得できていないので、残念ながらプレミア・プレイのリミテッドは完全スルー濃厚。

 

最終的な目標はパイオニア参戦なので、6月のエクスプローラーと7月のヒストリックは当然目標にしたいところ。特にこの5月はエクスプローラーでミシック、可能であればプレイイン権利獲得の月末1,200位以内を目指したい。そもそも、ミシック帯で勝てる構築を持っていないと、いつまでたってもプレミア・プレイは夢のまた夢である。

 

プレミア・プレイまではするつもりはないが、ヒストリック以下の資産集めも兼ねてモダンホライゾン3のリミテッドは少しやるかもしれない。そうこうしているうちに7月末にはスタンダードのローテーションが実施されるので、そのタイミングでスタンダード再開できるとベストだが、流石に欲張りすぎか。

 

 

まとめ

 

2024年の前半戦はプレミア・プレイを目標にエクスプローラーとヒストリックに参戦することにする。

短期的にはBO1で構築を試しつつミシックを目指して、ミシック帯でBO3の練習をして今後に繋げたい。

 

 

余談

 

  • あるゲームに久々に復帰した時にありがちなことが、「あの時プレイしていれば手に入ったのに」という限定アイテムの類である。確認できた限り欲しいと思ったのはシークレットライアーの新川洋二デザインのカードスリーブと、アンフィニティの宇宙土地シリーズあたり。ただし、元々カードスリーブは2019年にプロモコードで入手できたブラックスリーブ、基本土地はイベントで入手したアンヒジドの土地を長く使っていて思い入れもあるので、正直手に入ったとして実際に使うかと言われれると何とも。それよりも今アバターが迷子なので、慈悲深きセラのアバターが今になって欲しくなった。が、これはイコリアのボックス予約特典である。紙はプレイしないのでアバターだけのためにボックス購入は流石に手が出ない。

 

  • アバター、スリーブは拘りたいところだが、あんまり見慣れないモノを使うと再戦時の型バレリスクが高すぎる。このあたりの姑息なテクニックもいずれ別記事で書きたいと思っているが、ミシックチャンピオンシップスリーブはこれが理由で使うのを辞めた。

 

  • 攻略サイトやブログを読むのは好きな方なので、昔お世話になったサイトを巡回したところ、ことごとく更新停止されていて少し悲しくなった。しかも理由は揃って「家庭の事情」。MTGはボリューム層が自分よりも上の世代だから当然といえば当然なのだが。そのせいもあって2024年現在、MTGアリーナの情報、特にメタ環境を知る手段が非常に少ない。MTG国内最大手「晴れる屋」も海外最王手「Gold Fish」も、MTGアリーナ独自のフォーマットにはほとんど対応していない。MTGアリーナのメタゲームもきちんと取り扱っているサイトは他にも複数あるが、どれも精度がイマイチ。結局X(旧Twitter)である程度名の知れたプレイヤーによるイベント突破構築を探すのが一番確実。カードゲームは戦う前から情報戦が始まっているといえばその通りだが、新規のハードルの高さはこういうところにもあると思う。

 

 

 

 

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